2012年10月02日

ご挨拶

 1912年、ストックホルムオリンピック。日本選手団が総勢4名で五輪に初参加したこの年から、今年でちょうど100年が経ちました。この間、日本のスポーツ界はめざましく発展。8月のロンドンオリンピックでは、293名もの選手が出場。熱い闘いに日本中が歓喜し、寝不足の毎日だったという方も多いでしょう。
 そんなオリンピックを筆頭に数多くのスポーツが盛り上がりを見せる2012年。本誌『Shizuoka Sports Free Magazine TAKE OFF』は、産声をあげました。
 「スポーツや運動に関心のあるすべての世代、すべての人へ」を読者ターゲットに、静岡県下のさまざまなスポーツ情報を発信するために創刊したものです。
 静岡県はプロ・アマ問わずさまざまなスポーツが盛んに行われ、それらを行う施設や環境にも恵まれており、全国でも有数の「スポーツのまち」として注目されています。また、厚生労働省が今年初めて算出した「健康長寿」の全国ランキングで、静岡県が男性2位・女性1位を獲得したことにより、「健康のまち」としてのイメージも定着し始めています。
 
 スポーツは人々に夢や感動、勇気を届けると言われます。でも、それだけではありません。スポーツは人間性やコミュニケーション力を育んでくれます。年齢や性差、国境も関係なく、共通の言語として人々を動かします。
 種目もバラエティに富み、競技スポーツだけでなく地域・生涯スポーツにも注目が集まる昨今。「健康長寿」の生き方にもスポーツが一役買ってくれるのは言うまでもありません。そして、100年後の子どもたちが健やかにスポーツに打ち込める環境を残すのも、現代人の務めではないでしょうか。
 スポーツプレイヤーが「さらに上へ」とチャレンジする向上心。スポーツ未経験者が「ちょっと始めてみよう」と一歩を踏み出す勇気と活力。スポーツに関心のあるすべての方が、そんな思いを抱くきっかけづくりになればと、本誌のタイトルを名付けました。
 プロ・アマ問わず、そして、競技スポーツに限らず地域スポーツや生涯スポーツの重要性も視野に入れ、多彩な価値を創造しながら、スポーツを通して静岡の人と社会を元気にすることを目的とした情報発信媒体です。
 スポーツを通じて感じた想い、誓った夢を未来へつなぐために。私たちは走り出します。さあ、みんなで一歩前へ。一つ上へ。テイクオフ!

TAKE OFF編集部一同


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この記事へのコメント
我等が地元自慢の国際ライセンス女性バイクレーサー三好菜摘選手本人から
お祝いの創刊号を頂きました!

見た目も内容もしっかりしていて今後も地元に沢山いるスポーツ選手のために
頑張って行ってあげて下さい!
Posted by inoino at 2012年10月05日 04:42
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    コメント(1)